任ぱくパネルでポンふりーく

ロクヨン版のパネポン

海外ではムチャな移植がわりと平気で行われます。ロクヨン版のパネポン『POKEMON PUZZLE LEAGUE』(ポケモンパズルリーグ)もその中の1つ。これを日本で発売するのは、正直難しいでしょう(笑)。このページでは、そのムチャっぷりを紹介します。

使い回し……

『POKEMON PUZZLE LEAGUE』にはその名のとおり、ポケモンのキャラクターがわんさか出てきます。しかし、GBカラーの『ポケモンでパネポン』とは様子がまったく異なるのです……。

オープニングはいきなりムービーから始まるんですが、これがアニメのポケモンの1シーンそのまんま。セリフを差しかえただけです。「VS」モードのデモなどでも、これでもかというくらいアニメの使い回しのムービーが出てきます。で、ボイスだけはムダに豪華で、連鎖したとき、同時消ししたとき、おじゃまを消したとき、勝ったとき、敗けたとき……めちゃくちゃ喋ります。これがものすごい違和感。

メニュー画面も「どっかで見たことあるなぁ」と思ったら、『ポケモンスタジアム』のそれを思いっきりパクってました。

3Dモード……

ロクヨン版パネポンでは、新たに「3D」というモードが加えられました。3Dモードとは、平面だったパネポンのフィールドが、こう、シリンダーのようにぐるっとなっているものです。

3Dモード説明画像
こんな感じ
裏っかわにも
パネルがあります

でもこれ、「3D」と言っても単に列の数が増えてループしているだけなんですね。パネル数が多いぶん連鎖はしやすいんですが、しやすけりゃいいってもんじゃありません。パネポンは横6列で遊ぶことを前提にバランスが取られているのです。ほぼすべてのゲームモードで「2D」か「3D」かを選べるんですが、個人的には2Dをおすすめしますよ。特にパズルモードの3Dは、つまらないうえに設定より1手少なくクリアできる問題もあったりでもうぐちゃぐちゃ……。

良いところも

……とまぁ、ダメなところばかりを書いてきましたが、もちろん褒めるべきところもあります。

特に「おおっ」と思ったのが、オプションで設定できる「S-Motion」のオン・オフ。このスイッチをいれると、おじゃまがたくさん降ってきたときに一時的にスローモーションになるんです。そう。スーファミ版でピンチの時に処理落ちして戦いを盛り上げていたアレが、きっちり仕様になっているんですね。やるなぁ。

それと、対戦のCPUもスーファミ版とは比べものにならないくらい強くなってます。アクティブ連鎖をバリバリ、10連鎖以上もザラって感じ。ノーコンティニュークリアは、相当難しいです(ミュウツー強い……)。

あ、そうそう。パズルモードがエディットできるのも、ファンとしてはけっこう嬉しい。

欲しくなった?

こんな話を聞くとこのソフトが欲しくなったひともいるかもしれませんが、残念ながら日本でふつうに買うことはできません。もし手に入れることができても、日本のロクヨンでは原則として動かせないので注意してください。

しかし、悲しむことはありません。海外ロクヨン版とほぼおんなじ仕様のパネポンが、日本でも発売されました。 キューブ用ソフト『NINTENDOパズルコレクション』に収録されているパネポンがそれです。キャラはポケモンじゃなくオリジナルの妖精になっているので、極々自然に遊べますよ。

終わりに

一時期、ロクヨンの発売予定タイトルとして「パネルでポン」が雑誌などに載っていたことがありました。つまり、日本での発売も視野に入れて開発してたってことですね。キューブ用ソフト『NINTENDOパズルコレクション』のパネポンは、お蔵入りになったこのタイトルを移植(?)したもの。日の目を見ることができて良かったなぁ。


2007年04月01日更新
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